109番目の鐘の音が鳴り止まなければどうなるか

　(信者的な見解に満ち溢れております。ご了承ください)
　何ヶ月ぶりの更新となります。といいますか、前回更新年明け前なのですね…気にしない気にしない。
　さて、先日、銀雨のバレンタインデーリアイベを投げ捨てて大阪で公演しておりました「中島みゆき　夜会vol.15〜夜物語〜元祖・今晩屋」を見てまいりました。(ベストプレイスにお誘い頂いた方々は当日顔出し出来ず申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます)
　夜会の存在知って彼是10年以上経ちますが、スケジュールその他の付かずいつか見たいと思いながら幾星霜。今回もこの日しか日程合わなかったのですが運良くチケット取れましたので万難を廃して突貫することに。
　結果…いや、無理して行ってよかったです。モチーフとなっている山椒大夫は子供頃読んだきりで話の内容うろ覚えだったのですがその迫力に圧倒されてまいりました。
　中島みゆきの詩歌において罪と罰と無常は貫かれているテーマなのですがそれが如実に表れたステージであったと思います。非常に幻想的なストーリーで繰り返される印象的なフレーズがどんどんとその世界に引きずりこんでいきます。演出も大掛かりでかつ効果的に使われたように思われます。特に第一部ラストとフィナーレには本当におどろかせれました。
　　後は完全にファン的視線。みゆきさんやっぱ綺麗かつ可愛いわ…今度機会あるときは辺にケチらないようにしようと思う、最後列から二番目に座っていた人間でした。

【ラノベ】【感想】マップス・シェアードワールド２−天翔る船−
　マップスシェアワールド第二段。今回もまた通好みと申しますか実に正しい意味で１８禁なメンバーそろってます。ＳＮＥ勢の山本弘、友野詳が加わったのは大きいでしょうか。
　新規の方々含む執筆勢が王道的なマップスの物語描き出す中で俯瞰的な視点で世界を描き出した新城カズマの短編と非常に楽しまさせてもらいました。
　個人的なお気に入りは新城氏、山本氏、笹本氏のそれぞれの短編ですか。これからもこのライトノベル購入層の年齢など眼中になしなノリで続けていってもらいたいものです。

マップス・シェアードワールド（2） 天翔る船 （GA文庫） [ 長谷川裕一（漫画家） ]

【感想】儚い羊たちの祝宴(米澤穂信)
　去年には読了していたのですが感想書くのが既に次作刊行されてからとは…。
　ラスト一行「最後の一撃」に拘った作品と言うことでしたが帯の煽り文句のようなそれで真相がひっくり返るのではなく、その話の印象を一層深めるものとなっております。
　とある大学の読書クラブである「バベルの会」に関わりをもつ、所謂上流階級な人々が引き起こす、あるいは巻き込まれる事件を描いた短編集ですが
その暗い因習などが上手く書かれており独特の雰囲気醸し出しています。
　個人的に好きなのは男性優位の旧家の一人娘とその使用人の話である「玉野五十鈴の誉れ」この短編集の「最後の一撃」といえる表題作「儚い羊達の祝宴」あたりでしょうか。[rakuten:book:13086269:detail]
　…ところで「儚い」と打つと「穿かない」方で変換してくれやがる私のＰＣはどういたいましょう。

不定期な感じで

さて我が家にもモーラットやって参りました　。

このもふもふぶりはちょっと尋常ではありません。大きさ形がまた丁度抱くのに手頃な大きさだったりします。いい買い物したと存分にもふっております。
　今年の冬あたりはサキュバスフィギュアあたりでも出すのではなどと思っておりますが…どうなることでしょう。
【シルバーレイン】
　更新しない間にリアイベが二つほど過ぎております。しかしながらゆりゆりはいいキャラでした。キャラクター的にはともかく、ＰＬ的には再戦楽しみです。
　結果としては滝川が初めて２ターン目という早い段階で重傷負っています。リリスルートの戦力を甘く見積もっていたのと同時に防具の選択ミス。本来盾となるべきディフェンダーやっていたというのに…。反省しております。
運動会は蒼玄の所属チームが３位に。ほとんど発言できませんでしたが楽しまさせてもらいました。
　…などとかなり前に書いて放置しておりましたらヤドリ木使いとのフラグが、イラスト的に新しい娘作りたくなるくらい魅力的ですがどうなりますやら。
【ライトノベル】【感想】
　ばけらの(杉井光)
　
　このところなぜか読破スピードがおちて積み本が落ちてます。かたづけないといけないななどとおもいつつ今回はコレ。
　ライトノベル作家「杉井光」とその周りの作家さんたちを描いたラブコメディ。それだけでも一風変わったといえますが、なぜか妖怪だったり陰陽師だったりとさらに一ひねり加えてあります。
　個性的な作家さんたちが面白いです。作者さんの友人の作家さんたちモデルになっているようですが生き生きと動いて楽しそうな様が好感もてます。ラブコメとしてもにやにやとできる成分も多く含まれており楽しめます。
　非常に面白い出来でありました。

ばけらの! (GA文庫)

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　さて、この度銀雨公認オフに出席させてもらいました。
　実のところ当日までどうするか悩んでいたんですが、朝タイミングよく起きられたこともあり、思い切って参加してみることに。個人的にこの手のイベント参加するのは実のところ不安がありましたがとても楽しまさせてもらうことに。主催者さんと遊んでいただいた方々に深い感謝を。
【感想】誰かのリビングデッド１〔不浄〕（海原育人）
　ドラゴンキラーシリーズの海原氏の新シリーズ。前回がちんぴら主人公のピカレスク調ファンタジーだったの対して、主人公に少年を配したファンタジーになっております。
　魔法使いが支配する世界、料理屋の下働きをしているプラスはある日店の畑でアンデッドを掘り出して…といったお話。
　少年の出会いから成長、そして旅立ちを描いた王道的的な話ながら今回もどこかとぼけた一筋縄ではいかない雰囲気がしております。アンデッドのデルくんの正体など今後楽しみな一冊です。

誰かのリビングデッド〈1〉不浄 (C・NOVELSファンタジア)

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久々の更新がこのようなものになるとは…
　少女小説の草分け、氷室冴子さんが亡くなられたそうです。

http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060601000794.html

　最近すっかり少女小説は読まなくておりましたが手当たりしだい手を出しておりました時代に「ざ・ちぇんじ」「なんて素敵にジャパネスク」は好んで読まさせて頂きました。まだ、お若いというのにとても残念です。
　ご冥福をお祈りさせて頂きます。

【シルーバーレイン】
　思うところあって4人目キャラ投入。女性キャラで姉御タイプとなりますか。今度こそゆっくりと楽しむキャラにしたいなぁ…などと思っております。取りあえずは32までレベル上げて様子見と言ったところですか。
【TRPG】ソードワールド2.0
　まだ未プレイですがルールと文庫リプを一読。
　ルール読んだだけですとまるっきり別モノになっている感じが強いのです。しかし、改正点としては痒いところに手が届く出来であると思っております。
　取りあえずタビットでキャラ作成。実プレイを楽しみにしております。リプは…ソラ可愛いよソラ（オイ

ソード・ワールド2.0 ルールブック I (富士見ドラゴン・ブック)

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(1) (富士見ドラゴン・ブック)

　

桜色

桜の季節となりました。私の住んでいるあたりは地域の中でも開花時期が遅く今が見頃となっております。この時期の晴れた日はドライブなど非常に楽しいです。お供には超兄貴のサントラ。この時期にはシューテングのBGMがよく似合うと思います。
【シルバーレイン】
　狂鬼戦争終了。ゲームバランスからみるとやはりメガリスの存在がいいアクセントとなっていた気がします。
　４ターン前後の緊張感は何ともいえずこれぞリアイベの醍醐味と感じながら戦々恐々と楽しまさせてもらいました。滝川はキャラ作成依頼初重傷、蒼玄は最終ターンで入力ミスで参加できなかったりなどありましたがそこはそれと言ったところで。
【感想】虹の天使フリーアイ（高平鳴海）
　1994年に富士見F文庫より発売さてた作品の再版。TRPGメタルヘッドの世界を下敷きとしたサイバーパンク作品ですがまさかこれが再版されることになるとは…と書店にて驚愕しておりました。
　謎の少女ハッカーを巡る争いに巻き込まれる便利屋といったいかにもといったもの。やはり多少時代遅れな部分は否めませんがその面白さは今でも十分に通用するものです。サイバーパンクＴＲＰＧのシナリオ組み立てるのには役に立つかと思います。
　メタルヘッドd20などの出版などの連動企画のようですが、この調子で過去の名作発掘してほしいものです。…たとえば蓬莱学園シリーズとか（無理

メタルヘッド・ノベル 虹の天使 フリー=アイ (HJ文庫Gタ01-01-01 )

　

言葉無し

　既に語りつくされているだろうと思われますが…世界初のＴＲＰＧ、Ｄ＆Ｄのデザイナー、ゲイリー・ガイギャックス氏が亡くなられたとの事です。
　ＴＲＰＧのみならずＤ＆ＤからWizardryを生み出しそこからＣＲＰＧが発展していったこと。　その世界観を基に書かれたドラゴンランスなどの小説群がのちの和製ファンタジーに与えた影響（そもそも和製ファンタジーの草分け的存在であるロードス島戦記の雑誌掲載版リプレイのシステムがＤ＆Ｄであったわけで）サブカルチャー界に置ける影響というのは計り知れないものがあります。ここでとりあげている私の趣味のもの、そのほぼすべてに影響与えているわけでして…。
　本当に言葉もありません…。ご冥福をお祈りします。
【シルバーレイン】
　滝川は本年度をもちまして銀誓館卒業となりました。と同時に結社白蛾庵の方の団長職を蒼玄の方に譲り渡しております。今までお世話になった方々には篤く御礼申し上げます。取り合えず引退はさせずこのまま卒業生としてゲームに参加していく予定。
　参加しておりました鬼依頼の方も無事帰還致しまして卒業旅行は小樽に…非常に羨ましいです（オイ。
　などと呑気なこと申しておりましたら、依頼においては二人目の死者ですか…。事態はますます混迷の度を深めてですかね。

【ライトノベル】【感想】マップス シェアワールド―翼あるもの―
　前回より引き続き、今回は実際に読んでの感想です。
　どの作品もベテランといっていい方々が手掛けているだけあって流石の出来です。笹本、中里、秋津、重馬の４氏がいかにもマップスらしいスペオペ作品。新城、古橋の２氏がやや変化球気味ながら雰囲気のある短編を書かれております。
　特に個人的に好きなのは笹本祐一氏と古橋秀之氏の作品でしょうか。笹本氏の方はマップスとしての味付け生かしつつ氏独特の電子戦描写で読ませていただけますし、古橋氏の方は大きな話では無く惑星の片隅で起きていた小さな出来事を丁寧に描いております。
　全体として非常に高い出来であったと思います。楽しまさせて頂きました。

マップス・シェアードワールド -翼あるもの- (GA文庫)

【その他】
　今回のメイゼルさんのお言葉。
「一番大スキなのは…。いつかあたしに心の底から屈伏して、くやしいのがうれしい目であたしを見上げてるせんせ」
　…この巻は変態祭りですなぁ。

円環少女(サークリットガール)〈7〉夢のように、夜明けのように (角川スニーカー文庫)

年寄り的な一言

　すっかり個人的な趣味、遊びについてのブログになりつつあるなか、レッスルエンジェル愛においてわがＡＷＡは長くエースを張っていたソニックが引退。その地位を佐尾山が引き継ぎました。世代交代がかなり進み初期メンバーの半数ほどが入れ替わり。
　打撃系が二人に空中殺法が三人投げ系二人にパワー系一人…渋い関節系がいないのは問題と認識。しかし基本的に破門使わない縛り入れてやっているため入れ替えはしばらく先になりそうではあります。
【シルバーレイン】
　バレンタインは特に予定なし。鬼谷くんの方はいろいろと楽しいことになってますが進展はあるのかないのか…。
　滝川の方はその手の浮いた話は好物ですが本人にその気はまったくない様子。
　当日平日ということもありますので、イベシナに出るくらいですね。あと一行掲示板にもあまり顔出せないなぁなどと思いつつ。
【ライトノベル】
さて、本屋にてマップス ネクストシートの新刊手にとり帯に目をやる。どうやらＧＡ文庫よりマップスのシェアワールド小説出るらしい。まぁ、この辺で過去の遺産を引っ張り出してきたかーと思いつつ参加メンバー見てみる。
中里融司！・秋津透！・重馬敬！！・新城カズマ！！！・古橋秀行！！！・笹本祐一！！！！。
　この面子だけで鼻血で出血死しそうなのにイラストの参加が原作者の長谷川裕一はともかく三浦健太郎、村枝賢一、麻宮騎亜！！！…。
　なんでしょう、このＲ‐30っぷり。作品の出来によっては一生ＧＡについていきますよって感じです。
　といいますか、この世界も一定年齢層の戦略というのが通用する様になったのですねぇ。どちらにせよ、非常にたのしみではあります。

マップス・シェアードワールド -翼あるもの- (GA文庫)