最近はあまり考えないようにしてる日々。

 PCのデータがすっ飛んだりしてた今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
よりよって依頼出発日に飛ぶことないだろ・・などと思いつつ、仮プレの大切さ思い知る日々でございます。
さて、日々心静かにというのが人生の目標だったはずですが世知辛い世の中中々そうもいかず、しばらくは少々厄介なことが続きそうです。とりあえずちちょこっとヒメまじかるストロベリィの新刊武器にがんばろうとおもいます。(マテヤ

[感想]遠回りする雛(米澤穂信)
 二ヶ月連続で米澤氏の新刊が読むことができるとはいい世の中になったものです。古典部シリーズ最新刊ともなります。これまで一つの出来事について描かれていたのですが今刊は古典部メンバーの出会いからその一年の出来事を描いた連作短編です。前作のインシテミルと比較し青春小説の風味が強くなっており、なんといいますか折木 奉太郎がいかにして千反田 えるに捕まったの記録ともいえます。
 個人的に気に入ったのが何気ない放送から推理を組み立てていく「心あたりのある者は」と表題作「遠まわりする雛」。特に後者はラストのページで部屋の隅から隅まで転がりました。これもまた面白い作品でした。