華の咲いたのは
頭の中では無いかと思う今日この頃。
ふたりは福の神あたりなにを考えているんだろうとか思いますが。
ともあれ、今のところ花粉症とは無縁の私には出かけるのが楽しい季節となりました。私の住んでいるあたりですとまだ満開には遠くつぼみが膨らみ始めたところですが、少しばかり足を伸ばしますと既に今を盛りと咲き誇っている桜もありまして運転していましても心躍ります。
しかしながら、あの地面を埋め尽くすブルーシートだけはどうにかならないものでしょうか。非常に興を削がれるというかなんというか。のんびり楽しみたいものです。
[ライトノベル][感想] カーリー(高殿円)
第2次世界大戦直前の英国領インド。そこの英国保護区内にあるオルガ女学院に転校してきたシャーロット・シンクレアは学院の屋根にある十字架に腰掛けていた美しい少女、カーリーガード・アリソンと出会う…と言ったお話。
女子寄宿舎を舞台とした百合風味なお話かなと思いきや、ごにょごにょ。前半の寄宿舎の生活と後半シャーロットやカーリーの出生の秘密とそれに絡んだ国家間の陰謀戦とそれぞれ良く書けており楽しく読むことができました。
何よりも二人のこそばゆいやり取りがなんとも良いです。次刊も出るようですので楽しみに待ちたいと思います。
カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~ (ファミ通文庫)
- 作者: 高殿円,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/03/30
- メディア: 文庫
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