大団円と叫びつつ
一年ほどに渡ってプレイしてきましたアルシャード(旧版)のホワイトナイトキャンペーンがこのほどクライマックスまで終了。以前こちらにも書きました、ボケボケ巫女(語尾は『ですぅ』)でPC2を担当してましたが、最終決戦ではこのキャラの最後の加護の援護受けたPC1がボス盛大に止め刺す燃え展開。このような偶然があるから(勿論GMの裁量の部分もありますが)TRPGは面白い。つぎは同じく旧版アルシャード、フライハイをプレイ予定。何故か今度もPC2、どうなりますことやら。
[ライトノベル][感想]ドラグネット・ミラージュ(賀東招二/きぬたさとし)
竹書房からの新レーベルZ文庫第一作。異世界レト・セマーニと繋がった都市サンテレサ市。そこを舞台に元軍人の刑事と異世界の少女騎士が妖精を材料とした麻薬を追う、バディ物。先月発売になった同じく賀東氏の作品「フルメタルパニック燃えるワンマンアーミー」もそうでしたが、非常に渋い作品に仕上がっております。今時、女性キャラ二人であとはおっさんばかりという作品がしかも新レーベル立ち上げというタイミングで投入してくるとは驚きです。
内容的には言ってみれば趣味丸出し、賀東氏が後書きで海外刑事ドラマのノベライズと大法螺を吹いておりますがそれもわかる内容です。反目する二人が仕事を通じて近づいていく様や少しほろ苦さ残る結幕、そしてラストと王道な展開で楽しませてくれます。今後注目のレーベルとなるかもしれません。
- 作者: きぬたさとし,篠房六郎,賀東招二
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/01/20
- メディア: 文庫
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