私はどこに散る?

 そういえば私が行く書店ではなぜか未だに、神栖麗奈は此処に散るのポストカード(ライトノベルをぶっこわせのキャッチ付き)だけが残ってます。とりあえず5年くらいまって「ライトノベルをぶっこわせ」の部分を下線で強調して作者に送りつけたら楽しそうですが悪趣味なのでやめましょう。

[ライトノベル][感想]電蜂(石踏一榮
第17回ファンタジア大賞特別賞受賞作。退屈な日々を過ごす平凡な高校生光也のケータイに送られてきたメールは、力を与えたれた参加者達が現実世界で戦いを繰り広げるゲーム「Innovate」への誘いだった・・・。といった具合に始まるお話。
 ファンタジア文庫の中では少々毛色の変わった作品と感じました。キャラクター的に薄味で作風としても乾いた感があり、仕掛けで読ませるタイプです。
 好き嫌い分かれそうですが個人的には楽しむことができました。とくにラスト辺りは秀逸だとおもいます。

電蜂 DENPACHI (富士見ファンタジア文庫)

電蜂 DENPACHI (富士見ファンタジア文庫)