七姫物語(高野和)

 久々の新刊。相変わらずの優しく綺麗な文章です。今回話が大きく動き多数の思惑が交差する作りとなっておりますが、陰惨さは感じない代わりになぜか物悲しさを感じさせるのは視点の取り方の勝利でしょう。いよいよこれからそれぞれ姫の動きが活発になること感じさえ楽しみ・・・なんですが、次はいつですか?(オイ