感想「BLACK BLOOD BROTHERS1」(あざの耕平)

 吸血鬼アクションとしてかなり良作。前作Dクラッカーズよりは広い読者層を狙っているのか、キャラ造形は軽くなっていますがそのあたりがまた作者の新たな魅力を引き出しているようです。 ただ気になるのは前作がある程度限定された能力による頭脳戦メインであったのが主人公が最強系キャラであるためパワーゲームに陥りやすいのではないかということ。そのあたりも含め次刊待ちたいと思います。